ロ ザ リ オ

ロザリオとは

 ロザリオ:Rosary:Rosario

「ロザリオ」とは「バラの花冠」という意味で、
繋げられた珠を薔薇の花に見立て祈りを数える
キリスト教カトリックの祈りのアイテムです。

ビーズの一粒一粒(祈りの一つ一つ)を薔薇とみなして、
薔薇の花冠を聖母マリアに捧げる祈りと言われます。


59個の珠とメダイ・十字架からなり、
繋げられた珠を順に繰りながら
マリアとイエスの生涯を黙想し祈ります。

関連ページ:ロザリオの祈り

起源

 
ロザリオの起源

ロザリオは当初 「主の祈り」などの主たる祈りの数を簡単に数えるものとして
発生したようです。
そして「天使祝詞」や「栄唱」が次第に加わり15世紀頃に現代の「ロザリオの祈り」に近い形が
出来上がると共に、形状も次第に現代の物と同じような形となり
今日にいたっているそうです。
また、「ロザリオの祈り」は聖ドミニコとドミニコ会の修道士たちによって広められました。
この聖ドミニコには聖母マリア様が直接現れロザリオの祈りを教えられたと言われています。
また、ローマカトリック教会公認となっている「ルルドのご出現(1858年)」や
「ファチマのご出現(1917年)」でも、聖母マリア様はロザリオを唱えることを推奨されています。


ロザリオにまつわる話

 ロザリオの月

10月は「ロザリオの月」とされています。
これは、1571年10月7日にキリスト教艦隊がトルコ艦隊に
大勝利をおさめたことに由来します。(レパントの海戦)
この海戦では、キリスト教艦隊はトルコ艦隊に軍勢で
劣りましたが、偶然の荒天が幸いしキリスト教艦隊が大勝利を
おさめる結果となりました。
当時の教皇ピオ5世は、この海戦のためにロザリオの行列を
行い祈りを勧めました。
そして、教皇ピオ5世はこの奇跡的な勝利を記念して
10月7日を「ロザリオの祝日」と定めました。

 ロザリオはクリスチャンだけのもの?

最近、有名人がファッションとして着用し
アクセサリーとしての市民権を得たロザリオですが、
その本来の意味は上記でおわかり頂けたことと思います。
それでは、ロザリオははたしてクリスチャンだけのものなので
しょうか?
このことについては、以前教会の神父様に
直接尋ねたことがございます。
神父様曰く「ロザリオは”祈ろう”と思われる全ての方のもの
です」ということでした。
ロザリオを欲しいと思うきっかけは「祈りたい」「綺麗」
「なんとなく興味がある」「アクセサリーにしたい」など
様々だと思いますが
その本来の意味を知り、祈りの道具として用いる事を
望んだ場合は、クリスチャンではなくても堂々と手にし
それを用いて祈ることが可能であるそうです。
そして、できることならばその祈りに用いるロザリオは、
教会で神父様に祝福を受けて頂くことをお勧めいたします。
(洗礼を受けていない方でもミサで祝福して頂けるように、
クリスチャンではない方のロザリオも祝福して頂くことが
出来ます)

 ★祝福とは?
 人や物や場所が、神の道具となるように聖とすること、
 また、人や物や場所の上に神の恵みと保護を求める
 祈りや儀式をいいます。
 教会でのミサでは(その教会によって様々ですが)
 洗礼を受けていない方でも
 神父様が祝福をして下さるところもございます。
 (と言っても、突然教会を訪れて「私を(私のロザリオを)
 祝福して下さい!」というのは考えものです・・・。
 まずは近くのカトリック教会や知り合いのクリスチャンなどに
 ご相談されることをお勧めいたします。
 きっと良いアドバイスをいただける事と思います。)